曲芸花籠鞠の曲

江戸太神楽花形の曲芸。別名どんつく。
柄のついた籐編みの胴、上には鞠受けをあしらった道具で鞠を操る華やかな芸。
太夫(曲芸する人物)と後見(アシスタント)のリズミカルな掛合いは、古き良き江戸の粋が感じられる一芸であります。

七世 坂東三津五郎丈(1882~1961)が太神楽から花籠鞠を取り入れ、以来お家芸の歌舞伎「神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)」として現在も演じられています。

花籠鞠の曲