曲芸鍬の曲

鍬(くわ)に見立てた道具を使い、遠心力を利用して振り回す曲芸。

大きな舞台や屋外など、少々派手な曲芸が望ましい場合に演じられることがありますが、もともとは農事に関した悪疫、水難、天候不良等の災厄が兆さぬようにとの、豊年満作祈願が由来の芸です。

このように、農事での天変異変が起こらぬよう祈願され、古来より太神楽で用いられる道具は身近な物、特に農作業に使われる鍬やざるなどが多く使われてきました。

鍬の曲